第2期医薬安全性研究会

Japanese Society for Biopharmaceutical Statistics - Since 1979 (1st 1979~2007, 2nd 2007~)

第2期医薬安全性研究会へようこそ

医薬安全性研究会は、1979年に設立以来医薬の毒性・薬効から臨床試験に至る データ解析上の実際的な問題を取り上げてきた研究会です。 統計家と実務家のフランクな交流の場として、関係者の厚い信頼と高い評価を頂い てきました。 残念ながら、事務局であるサイエンティスト社の解散に伴い、第110回定例会をもっ てその活動を終了いたしました。

しかしながら医薬安全性研究会が果たしてきた役割は本当に終わったのでしょう か? 医薬安全性研究会世話人から、せっかくの交流の場を閉じるには忍びない、医薬安 全性研究会の活動理念を引き継ぎ、さらに発展させる場がほしい、という強い希望 が続出しました。

そこでそういった場としての新研究会設立に賛同された方々と何回かの準備会を 開き、新研究会の目指すべき活動について議論してまいりました。 その結果、従来の年4回の定例会を中心とした活動をあらため、 Webを中心に関心の あるテーマを定め、会員による勉強会を積み重ね、その成果を定例会、学会で発表 すると共にWeb上で公表するという方向性が決まりました。 この内容を受けて、30名の発起人をもって第2期医薬安全性研究会が発足しました。 本研究会の枠組みを皆様にお示しするため、会の運営方針を記した会則の一部を下 記に紹介させていただきます。 なお、テーマ別グループとしてと、薬理試験、薬物動態、EBMの3つのテーマが既に 活動を始めております。

会員登録、定例会の開催案内など、日常活動は本ホームページ( http://biostat.jp) を通じて行います。 現場でデータ解析に困っておられる方、統計というと敷居が高いと感じられる 方、もっと効果的な解析について考えたい方、統計の知識を現場で生かしたいと考 えておられる方など医薬品開発の基礎や臨床の場で統計に興味をお持ちの方は、本 ホームページにアクセスされ、会員登録されますことを心よりお願い申し上 げます。


2007年7月17日
第2期医薬安全性研究会
会長 半田 淳

会則抜粋
(名称)
第1条
この会は,第2期医薬安全性研究会
(英文名 Japanese Society for Biopharmaceutical Statistics,以下研究会)という.

(目的)
第2条
この会は,医薬品の研究開発に関連する統計学的諸問題に対して,
give and takeをモットーとした意見交換の場を広く提供し,
専門家と実務家がフランクに協力し,
より現場に即した問題解決の方向性を探求することによって,
医薬品等の研究開発の健全な発展に寄与することを目的とする.

(事業)
第7条
この会は,第2条の目的を達成するために次の事業を行う.
(1)ホームページを用いた統計質問箱に関連するE-mailなどによる討論.
(2)年1回以上の定例会.
(3)随時開かれるテーマ別のグループ会.
(4)ホームページを用いたグループ会など会員の研究成果の発表.
(5)その他研究会の目的を達成するために必要な事業.

(テーマ別グループ)
第12条
テーマ別グループは,各種の研究テーマにより,会員の要請により設立する.
2.構成員は,会員の中から研究テーマについての参加者を募り,
運営グループ会にて承認される.
3.各グループは,構成員の互選によりグループ長を選任する.
4.構成員の任期は2年とし,再任を妨げない.
5.テーマ別グループ会には,ワーキンググループ(以下WGとする)を設置できる.
WGは各テーマ別グループ会員からの参加希望者によって
構成される.なお,会員が複数のテーマ別グループ,
複数のWGに参加することは制限しない.
WGの活動期限は原則として1年間とし,定例会での発表を行ない,
その成果は会のホームページにて公表する.
ただし,研究テーマにより延長を認める.
6.WGは,テーマ別グループ会にて設立を行い,運営グループ会の承認を得る.
7.WG員は,互選でWG長を選任する.